今回は、少し視点を変えてみます。
これまで、対人関係のあれこれをかいて来ました。
そこでは、相性の合う合わないについて、
そして、それにたいする対処について触れてまいりました。
ただ、そういう好き嫌いとは一線を画する視点・・も存在します。
これは、もっと運勢的なもの。
と、いってもスピリチュアルではないんですけど。
後からみて、
「ああ、あの人、ずっと支えてくれたんだな、、」
とか、
「そういえば、いつもいいタイミングで現れてくれたな、、」
あるいは、
「さほど近くにはいなかったけど、なんだかいい関係だったな・・」
などなど。
結果的に、自分に益することをしてくれる人です。
たとえ仲がよくても、テイカーっています💦
でも、なんだか離れられない。
朝の寝床から起き上がれない感じで、ズルズルいってしまう。
いわゆる腐れ縁の関係。これも、その一つ。
ところが、それとは逆に・・
とりたてて親友というわけではないのに、ナゼか良くしてくれる。
まるで、親戚の(金銭的だけでなく精神的にも)裕福な叔父さんのように、
自分を良い方に誘ってくれる。あやうい状況から抜け出させてくれる。
そんな人って、思い当たりませんか?
もちろん、数的には多くはない。というか、すごく稀です。
でも、よ~く考えると「ハッ」と気づく。
わたしの場合、
彼(彼女)は、絶対に主張しない。自分を誇示しない。
そんなタイプが思いあたります。しずかに佇んでいる。
だから、見過ごすこともあった。
でも、人を引き立ててくれる。親しく想ってくれている。
なんとなく、宮沢賢治さんの物語に出て来そうな感じもする。
だいぶ後になって、しみじみ感謝しました。
たとえて言えば、
自分のおじいさんおばあさんが、若くなって近くにいる感じ。
とでもいえば、いいでしょうか?
とにかく気をつかわず、空気のような存在。
そして、自分を幸運へと導いてくれる。
そんな存在に気がつくこと、安堵します。
努力して築き上げるのではなく、どんなときもはじめから見方でいてくれる。
そういう関係・・この世には存在します。
政治家と支援者の関係もそうかも。
こんなこと書くと、少し生臭くなりそうですが、、。
でも、もともとはこれ、打算の関係ではないんです。
たとえ政治家がその人に気づいていなくても、その政治家を支持しつづける。
そういう方は、少なからず存在します。
これ、ある意味、友人知人以上の関係ではないでしょうか?
話が少しズレました。
とにもかくにも、対人関係は多種多様。
親しい親しくないとは別のものさしもある。
自分を益してくれるというかけがえのない存在。
そんな尊い人を、いつも心の目でとらえ続けたい。
そう、つくづく思います。
ようやく暑さも収まりかけてます。
ですが、暑さの疲れはこれからがピーク。
くれぐれも、ご自愛ください。
それでは、また。
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十家(とおや)のレビュー
20代より政治家秘書として、世の中のさまざまな最前線の現場に立ち会う。 その実体験から学んだ社会のふくざつなしくみを、分かり易いファンンタジーの物語で語る著作活動に従事。また秘書経験から得た、人間関係への対処方法や会話術、マナーなどについても発信中。
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